下垂体腺腫闘病記⑪術後3日目:自分の足で歩きました
一般病棟で目覚める初めての朝は、電気がつくのと同時に目が覚めました。
体調も頭がボーっとするくらいで悪くないし、ずっとベッドの上にいるのが辛い(-_-;)
日中担当の看護師さんから「今日、少し廊下を歩いてみますか?」と提案されました。
1人で歩けるようだったらおしっこの管を外してもいい、という事で午後から看護師さんと一緒に廊下を歩くことにしました。
歩くスピードは少しゆっくりだけど、久しぶりに自分で歩けて感激っっっ
しばらくは看護師さん付き添いだけど、ベッドから動けるようになって、トイレにも行けるようになったのは嬉しかった♪
便座から立つときは少しめまいがしたけど、看護師さんがいてくれるから安心できました。
歩いている時に、焦った事があって、少しだけ鼻水が出て、髄液漏れなのか、検査する事になりました。
細くて固いとげのついた紙(?)に鼻水をつけて、色の変化で髄液か判定するもので、すぐに結果が出ました。
結果は…髄液漏れじゃなかった!
検査の結果を待ってる間、超ビビってました💦
午後になって、旦那さんが心待ちにしてた新聞を持ってきてくれました。
面会時間の制限が少なくなって、旦那さんや親とも時間を気にせずに話すことができるようになって良かった✨
…といっても長い間、背中を起こしっぱなしは、しんどいから様子をみつつだけど(^_^;)新聞も、じっくり読むことができなくて、文字を目で追う程度しかできなかったけど、久しぶりに新聞を見れたことに、また感動。
元気な時は普通にやっていたことが出来ることが、恵まれた事だっていうのは聞いていました。けれど自分がその立場になってから「こういう事なんだ」って身をもって実感しました。
実は新聞を見れたのや面会時間が増えた他にも嬉しかった事があります。
それはソフトバンクホークスの日本一パレードが見られたこと。
自宅だったら入らない福岡の放送局が全て見られて、ホークス好きとしては恵まれた環境で過ごせました。
ちょっとビビりつつも、嬉しい事たっぷりの術後3日目は過ぎていきました。