下垂体腺腫闘病記⑬術後5日目：鼻のチューブ抜きました

朝食後、すぐに先生が来てくれて、ついに鼻のチューブを抜いてもらえました。

先生から「気持ち悪いですよー」と聞いてたけど、言葉の通り本当に気持ち悪かったです(T_T)

自分の頭の中で「ズチュウ」っていう爆音が響いたのと同時にチューブが抜けました…

頭の右半分と左の口の中に何か戻る感覚がしたのと同時に鼻通りがスッキリして、その瞬間だけは爽快でした。

血や液体が出たら呼んでと言わました。

すぐに歯磨きに行っていい、とも言われたけど、気持ち悪すぎて、しばらくベッドに横になってました(◎_◎;)

気分が少しマシになって、歯磨き＆同室の女性と3言、4言話してベッドに戻ったら、右の鼻から何か出た感触がする…

持ってきてた鏡で確認すると右の小鼻の横に血液が出てきてる！！

ナースコールをしたけど、忙しい時間帯だったからか、看護師さんがなかなか来てくれない。

待ってる間に気になってティッシュで拭いたら、小指の先くらいの血がついてました。

超怖かったですっっ

ひとまずベッドを真っ平にして横になってたけど、同室の人から「ちょっと頭をあげっとた方がいいよ」と言われて始めて、ベッドを横にしたままだと気管に入る可能性がある事を思い出しました。

完全にパニックだった。

けれども、同じ部屋に仲間がいるのは本当に心強かったです✨

結局、入院中も退院後も血が出たのはこの時だけだったけど、メンタルが弱くてビビりだから本当にまいりました;つД｀)

午後になる頃には、鼻の状態も落ち着いてきて、ほっとしました。

お見舞いに来てくれた両親を見送った後、看護師さんに車いすを押してもらって、病院内の耳鼻科の外来へ受診に行きました。

車いすから待合のソファへ座り変えた後、看護師さんは一旦病棟に戻って、1人で順番を待つことに。

その後すぐ１、2分で我慢できないほど頭が重くなって耳鼻科の中で横にならせてもらう事になりました。

その時、他の患者さんがいなくて本当に良かった(:_;)

耳鼻科の看護師さん達に、申し訳ないっていう気持ちでモヤモヤしたけど、ストレスを感じるとよけい体調が悪くなる！そしたら長い間ここにいる事になって、もっと迷惑かけるかも💦

そう思って開き直ってボーっと休む事にしました(笑)

それが良かったのか調子が良くなってきて鼻の状態を診てもらいました。

鼻の状態は…先生が驚くくらい、きれいになってた(^^♪

「長い間、鼻のチューブをつけてたから、きれいになってるのかもね」と言われて、ビビりで良かったって、思いました♪

耳鼻科の中で横になっている時、血圧や脈を測る装置をつけていましたが、看護師さんが何度も様子を見に来てくれました。

本当に、ありがたかったです。

混乱の中、術後5日目が過ぎていきました…

鼻のチューブを抜いた後、何回か鼻水が出ました。

量はティッシュに、ちょっとつくくらい、だったけど何回も看護師さんを呼んでしまった💦

髄液は甘いと聞いていたから、なめてみたけど…鼻水の元の味がどんなか分からないから、私の場合は、味では判断できませんでした(￣▽￣;)

看護師さんに聞いたら、髄液だと、水のような鼻水があごにツーっとつたうくらい出るそうだから違うみたい…

退院後に紹介状を書いてもらった時に分かったけど、急性鼻炎になってました。

この日以降も鼻水には、びくびくしながら、過ごしてました。

目標、楽々ライフ